【イ軍編3498】今を諦めて未来を取ろうとした結果!
今季、最弱イ軍のドラフトで異常事態が発生。
オフに就任した新監督岩月の強い要望で、6人全員、高校生を指名したのである。かつて岩月がオ軍監督時代は、即戦力偏重で大学生か社会人しか獲らなかったのに…。
「そらあーた、場所には場所ごとの戦い方いうモンがあるんやで」
と、表向きには語ったが岩月のその心は、
「アカン、秋季キャンプで一目練習見て分かったが、おサボり達者&ゲーム廃人揃いまくりでチームがあまりにも暗黒過ぎて、監督契約年数2年で5位争いが出来るか怪しいレベルやで。どうせ同じ負けるなら、勝負に行って負けるよりも育てながら負けた方が今後の再就職に有利ッリ~ッ(錯乱)」
てな感じで、開幕前から育成(してるフリ。面倒だし、そもそもまともな素材には事前に指名お断りされており、全員数合わせだから伸びしろゼロ)に全力シフト。
しかしながら、イ軍史上でも久しくなかったドラフト指名全員高校生という状況が、とんでもない悲劇を産んだ。
寮に入った先輩が新人連中に「ユー、ド○クエ3やった事無いとか、ガチのニワカオブニワカやろ。これだからZ世代は何も分かっとらんいうんや」みたいな感じでレゲーマウントしまくってきた事で、アンチゲームに。からの、ゲームやらなくなって持て余したエネルギーが、「イ軍の連中はゲームばっかやっとるから勝てん可能性が巨レ存。飲む打つ買うもせんで、何がプロやねん」と、先輩ヘイトからヘンに背伸びして飲酒と喫煙に向かってしまい(ゲーム廃人揃いのイ軍ではゲーム最優先で飲酒は控えめな者が多かった)、秒速でマスゴミに嗅ぎつけられて世間から未成年グビグビ&スパスパで猛ディスホイホイしてしまい無事死亡。新人6人が開幕前に全員謹慎で、選手としての育成がどうとか以前に人間教育にも大失敗評価が定着した岩月は、今を捨てた結果未来も捨ててしまうとかいうノーフューチャー系ブーメランボールを完成させてしまったのであった。




