【イ軍編3489】消化試合の鬼だらけになるタイミングで最弱球団監督に就任してみた結果!
6年連続99敗の圧倒的大暗黒な上に監督の解任&就任を繰り返し、候補の人材が枯渇の極みとなっている最弱イ軍。そんなイ軍に対して、敢えての監督立候補に名乗り出たのが、関西のサ軍でベストナイン4回の実績を誇る元スター捕手、浜渦。イ軍に何か弱味を握られた、お薬(意味深)で判断力を狂わせた、離婚訴訟による深刻なマネー不足等々、様々な憶測が流れる中で、イ軍の今シーズン5人目の監督として就任したのであった。
「クックック~ン、前々から時期を伺っとったが、最高のタイミングで就任したったで! 8月半ばで最下位確定、戦犯系ベテランズが消化試合の鬼と化しとるからね。勝率5割、いや4割5分くらいにまとめたら、『あのイ軍を勝たせたメン』いう名将イメージゲットだぜ、ほんでオフに敢えての高額追加料金吹っ掛けて契約解除に持ち込んでよ、2年後に現監督の契約が切れる本丸の古巣サ軍監督就任に向けて弾みつけたるわ!!!!」
てな感じの浜渦の企みは、しかしとんでもない事態に展開。
というのも、今季のイ軍における打者インセンティブの付け方が、「打者を打点で評価するのは無意味。得点圏打率とかオカルト」という先鋭的なOPS超偏重型の方針で設定されていた為、イ軍大便秘打線が出塁率に全振り。ここで一本欲しいところでも単打や四球狙い、それも難しい場合はOPS低下を避けるべく無意味な場面でもバントを繰り出すなど、全打者が「40億の不良債権」こと四番打者の城戸お得意のフォア・ザ・ミー打法に徹した為、投手が抑えていても地獄みたいに点が入らず負けまくり無事死亡。浜渦は「消化試合の鬼しかいないのに、消化試合で勝てなかった監督」として采配超ニガテという評価が固まり、サ軍監督レースから秒速脱落どころか、球界再就職超困難なレベルまで到達。サ軍史からは黒歴史として葬り去られ、伝説のイ軍OBとして後世に名を残す事となったのであった。




