【イ軍編3484】打球もう一伸びさせたかったアフォーマンスの末路!
某メジャーの強打者がホームラン打った――――かと思いきや、ギリギリ届かずアウト。からの、ベンチに戻る途中で突如腕立て伏せを開始。「ミー、もっとパワー付ける!」みたいな表情がオタにバカ受けし、アウトになったにも関わらず、球場は生温かい空気に包まれたものである。
そして、この様子をたまたま何かのダイジェストで目撃した最弱イ軍の球団社長が、
「コレやコレ、コレやがな! 野球で負けても愛嬌で勝つ! オールタイム腕立てパフォーマンスでワイの職業生命も大・丈・V!!!!!!!!」
と、絶叫し、勝率1割台で解任5秒前の状況を打開すべく、腕立てアフォーマンス1回に付き○万円と、インセンティブを設定したのであった。
果たして、マネーが絡むと途端に素直になるイ軍戦犯系ベテランズが、凡打時から始まりヒット打とうが四球取ろうが、はたまたイニングの合間とか、出来るポイントで腕立て伏せを乱発。この様子に、
「試合中に練習してどうすんや!」
てな感じでライト層はディスを飛ばしたのであるが、
「練習するだけマシ。0が1になった、この差は大きいで」
と、何度騙されても何かを期待してしまう古参オタが深く頷いていたのであるが、当日中に顔面ブルーレイに移行。というのも、普段極限まで練習おサボりしているだけに、アフォーマンスで軽く腕立てしただけで、腕が張ってしまって上がらなくなり、通常の三倍はスイングもキャッチも鈍くなってしまい無事死亡。パワーも人気も失って(元から無いが)、八百長疑惑とヘイトは爆増させてしまう、アルティメット・ブーメランボール(適当)が完成したのであった。




