【イ軍編3482】爆炎投手陣と組んでも年俸アップする鬼フレーミング
「球界一性格の悪い捕手」こと最弱イ軍の正捕手綿貫が、齢43にしてフレーミング技術を進化させ、契約更改でアップ査定をゲットしている――――とかいう怪情報が、球界を駆け巡っていたものである。
「これは年俸アップを画策する綿貫サイドのヤラセ(確信)、何やこの手の込み過ぎた工作は…(震え声)」
「フレーミングってあーた、そもそもイ軍爆炎投手陣は打たれまくりで、疲れた対戦打線がワザと凡打して試合終わらせてるような状況なんやから、ミット動かす機会自体がそもそも少ないやろ!」
てな感じで、イ軍オタの反応は塩&ブリザードなのであったが、後年、綿貫が自費出版した自伝で明かされた真相に対して、想定を遥かに超える闇過ぎて思わずおったまげざるを得ないのであった。曰く、
「イ軍爆炎投手陣が毎試合あまりにも打たれまくるもんで、バットがボールに当たるコンマ何秒前で長打が出そうな雰囲気とか察知出来るようになったからの~。そのタイミングで構えを動かしておいてよ、『ワイが要求したところに来んかったら打たれた!!!!』いう演出をちょっとのスパイスに振りかけたるんや。こうする事で、『綿貫のリードはガチやった』てな感じで評価されてよ、打たれた投手が年俸下げられた分、いくらかはこちとらに吸い取れたからね、やっぱ野球はバッテリー、投手の皆さんのおかげですなんやね(超適当)」




