【イ軍編3466】乱闘! カウンター奇襲!
メジャー30発の実績を誇る(※通算13年で)最弱イ軍の新外人チートマンが、そんなに厳しくない内角攻めに対して、ガバガバボディで回避困難な状態ならではの過剰反応。スレスレ投球3回目のタイミングでガンギレし、マウンドに突進したのであった。
この状況に、イ軍爆炎リリーフ陣は、
「カーッ、まんどくさいの~。何で打てない守れないで足引っ張りまくりのチートマンの援護に出ていかならんのん」
「しかし実際バトるかどうかはともかくとして、一応やる気だけは見せとかんと、不貞腐れたチートマンが大泣きしてチーム内乱闘の可能性が微レ存やからなあ…」
と、嫌々ながらもブルペンからグラウンドに――――行けなかったのであった。入口が、対戦サ軍のレギュラー野手で封鎖されていたのである。
「ちょ、待てよ! 悪いのはチートマン一人なのに、何でこないにワイらが全力襲撃されなアカンねや!!!!」
てな感じで悲鳴を上げるイ軍爆炎リリーフ陣であったが、これはサ軍野手陣的にはオフェンスではなく、広義のディフェンス的なムーヴなのであった。以下、試合後のサ軍ロッカー感想戦――――。
「イ軍爆炎リリーフ陣、ワイらが襲撃に来たと勘違いしておったまげとったの~」
「むしろプロテクトしに行っとったんやけどね、彼奴等体重100㎏オーバーのガバガバボディ揃いだけに、ヘンにブルペンからグラウンドにダッシュされて膝とか怪我されちゃあ敵わん。こちとらの成績アップの為に、絶好のヒョロ球を投げてくれる先様の病院送りだけは回避したいからね」




