【イ軍編3448】無人の雷神シート事件
最弱イ軍が誇る世界本塁打記録保持者コンビ(※打たれる方)の一人、弾丸ライナーの“雷神”渡瀬が、本拠地新スタのホーム側外野席の一角を“雷神シート”として販売したらしい――――のはいいが、十数名分ほどの区画が丸々空席になるとかいう異常事態が発生。
「これはアレやろ、あまりにも被本塁打が多過ぎる事に対する、イ軍オタによる手の込んだボイコットやろ」
「いやいや、雷神が買い占めからの高額転売しようとして大失敗した可能性が巨レ存」
てな感じで、イ軍オタの憶測が捗りまくる中、当の雷神本人は、
「ファーーーーッキュ! ワイは席を販売もしとらんし買い占めもしとらんで!!!!」
と、ガンギレ&ガンギレ。ネタ不足で仕方なく取材した某野球マスゴミによって、驚くべき真相が明らかになったのであった。以下、余ったビール券に釣られて秒速で口を割ったイ軍球団関係者曰く、
「雷神シートなあ、12球団最強、左の強打者揃いのマ軍戦でよ、我が軍の最新鋭BOSが、『雷神はマ軍打線と相性最高――――いや最悪だから、引っ張られてガチのマジで殺人ライナーがホーム側ライトスタンドに突き刺さりまくるで』いう判定が下されたんや。しかし主要な客であるビジターオタがホームラン期待して来る以上、雷神を先発から外すワケにも行かんから、本当に危ない区域だけイ軍サイドで予約済のオタから、口外せん事を条件にチケを三倍買王券したと。これが雷神シートがら空き事件の真相やね(震え声)」




