【イ軍編3445】急に夫の試合を観戦し始めたヨッメ!
全ポジション経験がある(守れるとは言ってない)スイッチヒッター(打てるとは言ってない)、全ての能力が平均よりちょっと低い使い勝手の悪い便利屋、最弱イ軍の諸橋。結婚3年3か月4日のヨッメとは関係が冷え切っており、離婚5秒前の危機的状況であったが、これまで全く野球に興味を示さなかったヨッメがイ軍の試合を現地観戦、あるいはテレビ視聴するようになり、何やらサインの解読? 的な事に取り組み始めていたものである。
「ンま~ぁ、民子さん(諸橋ヨッメ)、ぽっくんの野球にお役立ちして関係改善、プロ野球選手の妻というステータスを絶対手放したくないでござるムーヴの可能性が巨レ存どころじゃないザマス?」
てな感じで、離婚問題の助っ人として、呼ばれてないのに飛んで来ていた諸橋マッマの上からコメントに、諸橋は秒速で否定アンサーを返すのであった。曰く、
「マッマ、彼奴はそんな殊勝な考えの持ち主やない、少しでも有利な条件で離婚すべく、ワイの弱味を握ろうと全力なんや。このままじゃ試合中に不倫相手にサイン送ってナイトプラン(適当)決めとるのがバレるから、新しいサイン考えるの手伝ってや」
こうして親子で考えた新サインを投入した結果、審判団からは怪し過ぎるムーヴが八百長を疑われ、不倫相手には「ユーが一番、ヨッメは最下位」と伝えるつもりが「マッマが一番、ユーは最下位」と誤って伝わってしまい、ガンギレからのその足で週刊誌にネタを売るセルフされてしまい無事死亡。ナオン問題二刀流を達成した影響で成績ガタ落ち、野球で負けて話題性で勝ったのであった(適当)。




