【イ軍編3415】絶対にサイン断らない方がいいキャンプ地がここにある
昨年3割30本をマークし、一気にスターダムに躍り出たサ軍の2年目野手、笹本。元々気分屋なところにオタのマークが集中した事で、ただでさえ塩な対応が悪化の一途。春季キャンプでしつこく纏わりつくオタに対して、
(タダでサイン貰いにくるとかファッキューだっつーの! 数年後にはメジャーのヤンキースで4番打っとるやろうから、サイン1回で100万ぐらいの価値があるんやで)
という思い上がりから、無言サイン色紙弾き飛ばし事件を起こすに至ったのであった。
これには球界内外から非難が殺到し、サ軍キャンプで見学に来るオタがガチのマジでほぼゼロとなる事態にまで発展したのである。
「ちょ、待てよ! 一回サインおねだり気付かんかっただけで(拒否ではなく知らなかった態で押し通す路線)、何でここまでなんねん!!!!」
と、一部で噂される球団からのキャンプ副収入分の賠償金請求を回避すべく、「オタが悪い、自分は無罪」アピールに躍起となる笹本であったが、今年のキャンプ地が九州の某県で、「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍と至近距離だったのが運の尽きなのであった。以下、笹本に損害賠償請求をする為に訪れたサ軍球団弁護士が説明して曰く、
「ユーの愚行でイ軍戦犯系ベテランズが『サイン不足になったサ軍オタを救いたい』言うて、その辺を歩いとるサ軍オタに対して、無言辻サイン態勢になっとるからね。貴重なグッズやユニに落書きされたらたまらんからと、サ軍オタが見学自粛モードに突入しちまっとるんや」
こうして、たった一回オタへのサインを書き惜しみしたばっかりに、賠償金書類にサインする羽目に陥り、本人の予定を遥かに上回るサイン1回1億の大台を達成したのであった(適当)。




