【イ軍編3407】○○ってる守備育成法!
最弱イ軍の守備の要、正遊撃手草加部。周囲の野手が守備ガバ過ぎて年々カバーさせられる範囲が広くなった事で、「ショート+セカンド+レフト+センター+サード」略して「ショカフトンタード」と呼ばれるようになったものである。
近年は過労で故障がちではあったが、異常な範囲をフォローする守備力は本物。そしてその源流が、ヤング時代に指導を受けた、八百長で球界追放されたコーチ小俣にあるとかいう怪情報が、イ軍の様々な疑惑に引っ掛けて度々話題となっていたのであった。
「だからワイは八百ってないって! ヒット打たれた時にギリギリ捕れない演出に見えるのは、ショートからセカンドとかサードとかまで飛び込んでるからであって(憤怒震え声)」
というお約束のコメント後に、草加部はヤング時代の思い出をしみじみと語るのであった。曰く、
「当時のワイは高卒2年目でなあ、自分で言うのもアレやが、守備の方はその時からかなりのモンやった。打つ方は打率1割台でこれから感があったけどな。尚プロ19年目の現在も通算打率1割台の模様(震え声)。まあそれはどうでもええんやが、レギュラーが故障した穴埋めで使われてよ、ワイが守っとった方が失点を防げる言うて、投手陣からの評判が良かったんや。それを自軍が負ける方向で八百ってる小俣はんは見過ごせんかったんやろうね。試合前の練習でとんでもない量のノックを浴びせてきよって、こちとらを疲れさせてまともに動けんように仕向けてきよっての~。実際、最初の方は疲れ果てて試合でポロリが激増したんやが、しばらくしたら体力が付いて、守備範囲が広がったわ。どう見てもハードパワハラなんやが、当時は労基に通報なんてシャレオツなやり方を知らんかったから呪いの藁人形で呪う程度やったが、今となってはいい勉強になったし、ワイの財産になっとりますわ(適当)」




