【イ軍編3406】時を駆けるコールゴッド投法!
「愛ちゃんよう、ワイのボディに通算334勝の大投手カマヤンを降臨させたらよ、スゲー球投げて無双待ったなしやろ。確かに国は南北に分かれてはおるがオナミン(同じ民族)やから、拒否反応無く、ある程度こちとらで意識をコントロール出来る可能性が巨レ存」
という発想の下、チーム内の霊能者兼野球選手宜保愛甲にカマヤン鍋で使用されていたという特製サ○ウの切り餅を用意させ33.4個ドカ食い、自らの肉体にカマヤンを降臨させた、最弱イ軍の先発投手「北の火薬庫」ことチョ・マテヨ。
「カマヤンといやあ自称160kmの直球やが、そんなモン投げたらワイの肩肘が飛んじまうんでね。そこは自重して、落差40㎝のスーパーカーブメインで投げれば大丈Vやねんッ!」
てな感じで抜かりなくインチキに全力なマテヨであったが、初回表にイ軍大便秘打線が珍しく先制した事が、悲劇を産んだ。
「ピャアアアアア~~~~ファッケェ~~~~イッ(※ファッキューレベルでオッケーイ)!!!!wwwwwwww」
得点の喜びにカマヤンソウルが反応してしまい、喜びの舞「カマヤンダンス」が発動。脚をほぼ180度近く上げる無理な態勢にマテヨのガバガバボディが耐えられる筈もなく、せっかくのカマヤン降臨も、一球も投げる事無く病院送りで無事死亡。カマヤンが生前に漏らしていたように、
「ワイが今現役やったら全試合完全試合&先頭打者満塁ホーマーで無双不可避」
レベルで現代野球に通用したのか否か――――謎は謎のまま、伝説の神秘性は持たれたのであった(適当)。




