4449/5133
【城戸編657】丁寧な練習4.0
「さすが、メジャーでタイトル獲るだけはあるわ。O谷君の練習法は盲点やったね。そこにワイが磨きをかけて進化させる、こうやって世界のトップが切磋琢磨して、野球の未来が拓けていくんやで」
とは、最弱イ軍の四番打者「40億の凡打製造機」こと城戸の言。O谷が日本全国の小学校にグラブ3つ寄贈すれば、地元新宿の小学校に飛ぶバット(意味深)を1本寄贈するなど見苦しい鬼嫉妬対抗ムーヴをしているとは思えぬ、謎の持ち上げであった。
「O谷君の1分1スイング、この発想は素晴らC。丁寧に丁寧に、考えて考えて、野球へ感謝しながら、思いを込めたスイングをしとるんやね。ワイはそこを発展させて、更にワールドワイドにスケールアップさせる。1時間1スイング、スイング外の59分55秒ぐらいで、自分の打率、通算安打、殿堂入り、年俸、インセンティブ、税金、年金、あとついでに世界平和(適当)とか、色々な事に思いを馳せながら、人生を懸けた一振りで仕上げるんや。――――決してバット振ってない59分55秒で隠れゲームやろうとか、そういうワケではないんやね(震え声)」




