【イ軍編3396】ジンクスで勝つ!
「戦犯系ベテランズの集団引退でイ軍の夜明けは近いぜよ!!!!」
という目標に向かって動き出した、最弱イ軍の戦力強化ワーキングチーム。
「彼奴等に引退勧告しても話が通じないし、隙あらば法廷オフ(意味深)仕掛けてくるから、オカルトパワーで何とかするしかないんやね」
てな感じで繰り出したネタが、「某米国の老舗スポーツ紙の表紙を飾った選手が、エライ目に遭う」というジンクス。怪我だったり成績落としたりと、数々の選手が深刻な被害を被っていたものである。ここでどんな効果が発生するか分からぬが、彼奴等の無駄な高年俸への鬼嫉妬を晴らす目的も含め、一丁やってやろうというのであった。
果たして、某米国の老舗スポーツ紙の部数激減の足元を徹底的に見つめる(意味深)札束攻勢で、本当にイ軍戦犯系ベテランズを表紙に登場させてしまったものである。
だが、このムーヴはとんでもない悲劇を産んだ。
一応ジンクスは本当に発動し、彼奴等の大事なものがとんでもない事態に――――なったのはいいのだが、それは野球ではないので、怪我とか成績落ちるとか(もともと最悪なので今より落ちようがない説)ではなく、楽しみにしていた大作ゲームの発売日が延期になったのである。
「ヴァーーーー――――ちょ、待てよ! シーズンがっつりおサボってやり込むつもりだったのによ~」
「しゃーない、暇潰しで試合出たるわ(憤怒)」
てな感じで、戦犯系ベテランズが不貞腐れながら試合出場した結果、プレーが雑になって通常よりもさらに弱くなってしまい無事死亡。
「表紙撮影に立ち会っていたイ軍戦力強化ワーキングチームが、戦犯系ベテランズが付けてたグラサンに映り込んで、実は雑誌の表紙に乗っていた。やっぱりジンクスはガチだった」
という都市伝説を冥途の土産にワーキングチームは解散、風のように集団解雇されたのであった。




