【イ軍編3389】美しき野球家
かつて日本代表を率いていたものの、マネー問題を起こして「節税ジャパン」の蔑称で呼ばれた後、解任された子空母。その子空母が、出身大学派閥のツテで、セリーグのマ軍監督として球界復帰を果たしたものである。
そして、何故かフツーにやっても絶対勝てる最弱イ軍戦で、選手たちに200%の全力プレーを指示したのであった。
「強者は強者を知る、さすが子空母はスレスレの節税を狙うだけはあって、目の付け所がシャープやね(適当)」
「シン・伝統の一戦、100年後も語り継がれる為に、まあせいぜいワイらに釣り合うように頑張ってつかーさい(超適当)」
てな感じで、普段、マ軍にフルボッコにされている事を記憶喪失したかのようなお手並み拝見的な上からイ軍戦犯系ベテランズであったが、子空母の思惑は、誰もが予想出来ない内容なのであった。曰く、
「今年のワイのテーマは『美しい野球』やからね。イ軍のガバガバボディ、エラーに見せないエラー、飛ぶバットやらの違法用具、お薬(意味深)とか、汚い野球は絶対許さんニキやねん!!!!(震え声)」
こうして、特に何もしなくても勝てるイ軍戦で表ローテを注ぎ込みまくった反動で、その他の球団相手に対する勝率がガタ落ち。美しくなりながら負けるとかいうダークビューティーボールを完成させた美しき野球家子空母は、1年持たずマ軍から風のように解雇されたのであった。




