表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
4388/5087

【イ軍編3361】監督のスクランブル起用に満点回答するヤングエース

 チーム勝率2割台の大暗黒を何とかしようと、あまりにも解任&就任を繰り返し過ぎた事で監督の成り手が枯渇。止むを得ず「40億の併殺魔」こと四番打者の城戸に兼任監督をやらせる事になった最弱イ軍。

「イ軍非常事態宣言! 先発ローテ解体してスクランブル起用すっからオナシャス! 特にエースの相原は切り札にすっから、毎日準備しといてや」

 という城戸の宣言通り、ヤングエース相原はリリーフに廻され、毎日のように投げさせられたものである。しかも、投入される場面が一定せず、昨日7回から投げたと思いきや今日は4回から、ヒドい時は2回からみたいな感じで無茶振り起用されたのであった。

 しかし、そんな不安定極まりない使われ方にも関わらず、相原は全て分かっている態で落ち着いた投球を見せ、悉く火消しして見せたのである。

「まあ準備はし易いですよ。ここは出番だろうなと思ったら、大体その通りになります」

 と、相原はしみじみと語ったものであった。

「お呼びが掛かるのが、城戸さんが首位打者争いのライバルと見てる打者の時ですからね。その人が調子良かったり試合でヒット打たれたら『これ以上打たせてはならぬ』てな感じで、リリーフ投入されるんですわ。フォア・ザ・ミーの権化過ぎて震えますわね(憤怒震え声)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ