【イ軍編3355】マウンドの詐欺師、怒りの野手転向 か
例年、定期的に爆炎しつつも手堅く防御率5点台以内には抑える最弱イ軍の先発二番手「マウンドの詐欺師」こと神崎であったが、今年は春先から大不振。防御率8点台と炎上を繰り返し、41という年齢もあって、いよいよ引退5秒前と囁かれていたものである。
そんな状況で、神崎が珍しく試合開始前の球場に訪れ、黙々と練習を開始――――したのはいいが、投球練習ではなく、正遊撃手の草加部を相手に隠し玉の練習をしているのであった。
「これはいよいよ投げる方を諦めて野手転向の可能性が巨レ存…?」
「41で転向とか野球舐め過ぎィ! とか言いつつ、イ軍のガバ野手陣の中だったらワンチャン割って入れそうなのが怖い(震え声)」
と、オタの反応は様々であったが、神崎的には別に野手転向など1㍉も考えてはいないのであった。以下、マスゴミ取材に神崎本人が答えて曰く、
「まあ何回か爆炎したワイも悪いんやが、これまでずっと完投ベースで来とったところに5回とか6回とかで降ろされるようになったのがガチでイライラMAXでの~。落ち着いて投げれん事なって打たれるいう、とんでもない悪循環になっとるんや。しかしやで、いざとなったら替えに来た監督にボール渡さなきゃえんやと気付いてよ、隠し玉の技術を応用したボールマジックの練習しとるんやね(錯乱)」