【イ軍編3353】絶対に行きたいさよならイベントがここにある
そう遠くはない未来、「球界の掃き溜め」最弱イ軍の本拠地、東京新宿スタジアム最後の日――――。
シーズンオフの某日、新スタさよならイベントが開催されたのであるが、イ軍の主力であった「40億の凡打製造機」城戸、「メジャー300発男と同姓同名の別人」アームブリスター、「北の火薬庫」チョ・マテヨら、かつての戦犯系ベテランズ以外にも、他11球団の有名OBが顔を揃えまくる、超豪華イベントとなっていたのであった。
「ンも~、他球団メンは普段散々ワイらをディスっておきながらしっかり来よるし、とんでもないツンデレなんだからンも~」
「この集客力だったらワンチャンメジャーの連中も呼べば来た可能性が巨レ存…?」
と、現役引退しても衰えぬ、どころか更に悪化した妄想力でノンストップヘヴンに突入したイ軍戦犯系ベテランズであったが、他11球団メン的には、別に彼奴等がどうこう以前に来たい理由が存在していたのであった。マスゴミ取材を受けた某球団元スター曰く、
「新スタ言うたら、まあイ軍が弱過ぎて色んな記録が達成されまくったからね。ワイ自身もここで1試合4ホーマー&13打点、通算300号もここで打ったしなあ。あと優勝が決まった試合も一番多いらしいし、基本ビジターメンにはいい思い出しかないから、みんな集まってきよったんやろね(確信)」




