表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
4374/5101

【イ軍編3349】オフの他球団働き方改革を成功させた最弱球団

 某経済紙の「働き方改革特集」より抜粋


「いや~、家庭崩壊の危機を救ってくれたのは、最弱イ軍さんですわ。商売敵ではありますが、足を向けては寝られませんわ」

 そう語るのは、関西の老舗球団サ軍の編成担当職員、Kさん。サ軍一筋24年、編成としては10年のキャリアを持つ大ベテランである。

「えっ…? イ軍からお小遣い(意味深)支給されてんでっか…?」

 てな感じで、お約束のツッコミ(半分ぐらい本気)不可避となった取材陣であったが、

「ちょ、待てよ! ンなワケあるかいや!」

 と、秒速で訂正された。

「ウチも毎年補強する方やから、FA、トレード、新外人とやる事てんこ盛りで、編成になりたてのタイミングは、ほとんど家にも帰れん有様でしてなあ。キッズの中学受験と重なってファミリー大混乱、離婚5秒前まで行きましてね。それがイ軍さんが全力補強路線になってからというもの、ほぼ全選手について競合になったのが大きかったですわ。そんでまあ、イ軍さんの勧誘攻勢がウザ過ぎ――――いや、非常に熱心で、選手サイドが、早く断らなきゃ申し訳ないと。そんで契約決まるのが全体的に早くなったんでね、ワイ含め、各球団の編成担当はイ軍is Godが共通認識ですんやで(確信震え声)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ