【イ軍編3349】オフの他球団働き方改革を成功させた最弱球団
某経済紙の「働き方改革特集」より抜粋
「いや~、家庭崩壊の危機を救ってくれたのは、最弱イ軍さんですわ。商売敵ではありますが、足を向けては寝られませんわ」
そう語るのは、関西の老舗球団サ軍の編成担当職員、Kさん。サ軍一筋24年、編成としては10年のキャリアを持つ大ベテランである。
「えっ…? イ軍からお小遣い(意味深)支給されてんでっか…?」
てな感じで、お約束のツッコミ(半分ぐらい本気)不可避となった取材陣であったが、
「ちょ、待てよ! ンなワケあるかいや!」
と、秒速で訂正された。
「ウチも毎年補強する方やから、FA、トレード、新外人とやる事てんこ盛りで、編成になりたてのタイミングは、ほとんど家にも帰れん有様でしてなあ。キッズの中学受験と重なってファミリー大混乱、離婚5秒前まで行きましてね。それがイ軍さんが全力補強路線になってからというもの、ほぼ全選手について競合になったのが大きかったですわ。そんでまあ、イ軍さんの勧誘攻勢がウザ過ぎ――――いや、非常に熱心で、選手サイドが、早く断らなきゃ申し訳ないと。そんで契約決まるのが全体的に早くなったんでね、ワイ含め、各球団の編成担当はイ軍is Godが共通認識ですんやで(確信震え声)」




