【イ軍編3266】フルボッコ大敗試合にも関わらず対戦監督を病院送りにした男たち
5月初旬屋外でのデーゲーム、「球界の盟主」バ軍対「セ界の貯金箱(※他球団的な意味で)」最弱イ軍の一戦は、イ軍爆炎投手陣が7被本塁打と大爆発し、8回終わって21-0の大勝ペースで進んでいたものである。
しかし9回に入ってバ軍監督大串が俄かに体調を崩し、緊急で病院送りとなったのであった。
「そらそうよ、あくまでも表面的な数字じゃあ大差が付いとるように見えるが、実際は裏で高度かつ細かい応酬が続いとって、実質21-20.9ぐらいの超接戦やからなあ…(確信)」
「ワンチャン、こっちが勝負では21-21.4ぐらいで勝っとるまであるで(錯乱)」
てな感じで不敵な笑みを浮かべるイ軍戦犯系ベテランズであったが、実際、大串が最弱イ軍戦と言えども全力で取り組んだからこそ発生した事態だったのである。
以下、スポーツ紙の取材に大串本人が答えて曰く、
「こちとらのポリシーは、『どんなにバカ勝ちしそうでも、試合が終わるまでは油断、駄目ゼッタイ』やからね。そんで試合開始時は小雨あがりでちょっと寒かったからウインドブレーカー着込んどったんやが、脱いだら『もう勝ったと勘違いしとる』思われるのが癪での~。しかし陽が出てから5月や言うのに夕方になっても全然気温が下がりよらんで、暑うて暑うて気持ち悪なってしもてなあ。それでも試合終了まで我慢や思うとったんやが、先様の投手陣が爆炎過ぎて試合全然終わらんから、体が悲鳴上げてしもうたんや(震え声)」




