【イ軍編3257】ダークマネーボール3.0
パリーグの最強ド軍で守備の人扱いだった内野手佐久本が、FAイヤー前年で打率2割6分23本塁打の打棒爆発。その翌年のFA権取得見込み年も開幕から打ちまくり、入ったら主砲確定の大便秘打線を抱える最弱イ軍が、絶対獲得リストにリストアップしたものである。
「サッキー(佐久本)には対ナオンで右手中指に致命的な故障&地雷系不倫相手がおるらしい」
というヤラセ怪情報を球界に流しまくり、獲得に向けて競合排除ムーヴに本気出しまくったものである。
だが、この動きを主導したイ軍新球団社長と監督が、チーム勝率1割台にまで低迷した事で風のように解雇され、編成方針大転換不可避。佐久本獲得は見送られたのであった(その代わりに、悪徳代理人からの手数料キックバック目当てで、米国産の粗悪な高額独立リーガーを獲得)。
そして佐久本はイ軍サイドが流した悪評効果で、せっかくのFA権なのに2年総額1億とかいう格安契約でセリーグのサ軍に入団。
「最低でも総額3億目指しとったのにこれじゃあ、稼ぎ所でしっかり稼いでインセンティブゲットするしかないやんけ!(鬼憤怒)」
と、ボーナスステージのイ軍戦で通常の三倍の全力プレー。対戦打率8割が効いてシーズン3年連続打率3割を達成し、次のFAではマ軍から見事3年総額4.5億の大型契約をゲット。こうして、大河ドラマ系マネーボール(適当)が完成したのであった。




