【イ軍編3244】最弱球団で鍛え抜かれた代打適性
かつて「球界の盟主」バ軍で準レギュラーとして鳴らしながらも、ナオン系スキャンダルでチームを追われ、流れ流れて最弱イ軍に加入。手抜き&おサボりのイ軍イズムに4年間染まり切り、これでプロ生活も終わりと見られていたものの、マンモス校だった出身大学の学閥の恩恵で、関西のサ軍に拾われた大岩。獲得経緯が経緯なだけにサ軍オタからは散々ブーイングを浴びせられつつも、故障者続出で1軍に引き上げられて以降、代打として出塁率3割3分4厘と、それなりに戦力となっていたものである。そして、この活躍について、最弱イ軍のお陰であるという怪情報が、球界を駆け巡ったのであった。
「まあウチ(イ軍)におった4年間でね、彼奴に真の野球、リアルベースボールをしっかり叩き込んでやったから。そらどこに出しても恥ずかしくない選手に仕上がっとるんやで」
「そろそろイ軍OBの影響力がV9巨人越えの可能性が巨レ存どころじゃない(確信震え声)」
てな感じで、例によって勘違いが止まらないイ軍戦犯系ベテランズであったが、実際、大岩の代打適性がイ軍によって磨かれたのは、確かなのであった。以下、本人がお小遣い目当てで自分からマスゴミに営業に行ってゲロって曰く、
「イ軍では極限までおサボ――――いや、無駄を排除する省エネスタイルやったからの~。練習中は基本ゲームしとるんやが、首脳陣が見に来た時だけ、気配を察知して秒速でバット振ると。この時に身に着けたオンオフ切替スキルが、今の代打稼業に活きまくっとるんやね(確信)」




