【イ軍編3237】ザ・エアマスター、ドームの空を制した者
「球界の盟主」バ軍本拠地のネオ東京ドームで、長年空調係を務めていた尾崎が、収益への多大な貢献を認められて「エアマスター」の称号と共に、特別ボーナスをゲットした――――。そしてその席上で、「最弱イ軍さんのお陰です」と挨拶したとかいう怪情報が、球界を駆け巡ったものである。
「いくらワイらが難攻不落だからって(※チーム防御率7点台)、一体何本ドームラン打たせたんや!(震え声)」
「法廷オフ(意味深)でマネー的な意味で逆転満塁ホームラン打ったらぁ!(錯乱)」
てな感じでイ軍爆炎投手陣はガンギレしたのであるが、面倒がりながらも球界浄化アピールでNPBが調査したところ、対イ軍戦でのドームランはゼロと判明(あくまでも対イ軍戦では)。そこには、バ軍の商魂逞しい企業努力が隠されていたのであった。エアマスター尾関が定年退職後にお小遣い稼ぎでマスゴミに秒速ゲロって曰く、
「イ軍戦はホームランが異常に出るから、スタンドインまでは天然素材、何もせんかった。ただそれ以降、着弾位置については全力サポート(意味深)してなあ。外野のあらゆる位置に振り分けて、『どの外野席でもホームランゲットチャンスあり〼』言うてやで、半ば以上ドサクサで外野席の値上げに成功したんやね」




