【イ軍編3229】球界一性格の悪い捕手とバッテリーを組めるかテスト
開幕から半月、最弱イ軍では投手陣の平均防御率が10点台の惨状を受けて、二軍との選手入替が緊急検討されたものである。
「昇格候補に制球力テスト受けせるんや。その結果次第で、正捕手綿貫と組めるかどうか分かるからな」
こうして、テストの結果、昨年のドラフト1位指名、2位指名のヤング2名の一軍昇格が決定。
だが、制球力テストでは20数名が受けた中で、下から数えた方が速かっただけに、
「アカン、ドラフト時の密約確定や」
と、二軍投手陣の間で不満が噴出。
「実力で選ばれんのやったら何やってもしゃーない。首脳陣が替わったら本気出す」
てな感じで、ここぞとばかりに不貞腐れポーズで本気の練習おサボりモードが蔓延した為、逆ギレした首脳陣が真相を明かさざるを得なくなったのであった。曰く、
「今年は綿貫の野郎が仮想通貨で大損こいた言うて、他人の幸せに鬼嫉妬からの死球のサイン出しまくりで超厄介やからの~。かといって打線の中で一番打っとるから外すワケにも行かず、死球のサインに頷きながらも当てはしない、魔制球の投手と組ませるしか、トラブル回避の道は無いんや(震え声)」




