【イ軍編3226】スリッパ性格診断で勝てる!
今シーズンも勝率2割前後の大暗黒街道をひた走る最弱イ軍で、7月に今年4人目の監督久米が就任。その初回ミーティングが、何故か旅館の畳の大広間で開催されたものである。
「ンモー、まんどくせーなー、畳の部屋とかプロジェクターやらホワイトボードやら置いてないから、別のとこから持ってこなきゃアカンやんけ!」
と、ガンギレするイ軍職員であったが(旅館が人手不足で、物の貸し出しはしてくれるが運搬は有料。経費削減でイ軍職員がセルフで動かした)、久米の狙いを聞かされ、思わず唸らざるを得ないのであった。
「まあそう言わんと、ユーの苦労が『畳部屋の伝説』として後世に残るんやから…(確信)。ワイの狙いはよ、畳がメインじゃのうて、部屋に入る時に脱ぐスリッパなんや。伝説の名将ノムさんからパク…いや、受け継いだ(勝手に)選手の性格診断法なんやが、他人のまで揃えてくのは捕手、自分の分だけ整えるのは内野、脱ぎ散らかしは外野、他人の上に自分のを脱ぎ捨てるのは投手の適性があると。今日、それを見て選手の性格を見極めて大規模コンバート断行、イ軍の黄金時代がここから始まるんやで(確信震え声)」
こうして、この時のスリッパ診断でポジション大シャッフルが実行されたのであるが、適性アンマッチによる戦力大崩壊でチーム成績低下&低下。
というのも、たまたまポ〇モンスリープリリース直後で大流行していたタイミングで、イ軍ナインがほぼ全員替え玉を立てており、そら別人だから性格も違うやろオチで無事死亡。首脳陣総替えで初対面&コッロ再流行を理由に替え玉がマスク着用して見分け付かなかったという間の悪さもあり、結果、監督自身も早々に他業界にコンバート(意味深)されてしまったのであった。




