【イ軍編3202】恥も外聞も無く空調係と打ち合わせしまくる! ドームラン疑惑ニキ
昨年パリーグの強豪ド軍から、「球界の盟主」ことセリーグのバ軍にFA移籍してきた外野手、日沖。シーズン序盤こそ攻守でチームを引っ張る活躍を見せたものの、6月から調子を落とし、7月に入って打率が2割3分まで低下していたものである。
そして、このタイミングで最弱イ軍を本拠地新東京ドームで迎えるにあたり、空調係と入念な打ち合わせをしているとかいう怪情報が、球界を駆け巡ったのであった。
「これは全打席ドームランやろなあ…(確信震え声)」
「そんなにまでして打ちたいか!? ――ちなワイは打ちたい、空調だけじゃ足らんから飛ぶバットと飛ぶボール、お薬(意味深)、各方面へお小遣い(意味深)渡してでも打ちたい(錯乱)」
てな感じで大騒ぎするイ軍戦犯系ベテランズ。
一方その頃、新東京ドームでは、日沖と空調係が最後の打ち合わせをしているのであった。曰く、
「しかしひーやん(日沖)よ、ドームラン打たせてくれいうオーダーはしょっちゅうあるんやが、逆に相手の球の飛距離を伸ばしてくれいうのは初めてやで」
「いやあ、イ軍の大便秘打線はとにかくバットに球が当たらん、当たっても内野越えないからね。こちとらが一回も動かずに試合終わる事も多いから、何や完全に調子狂わしてしもうてなあ。ワイは守備からリズム作るタイプやから、ヤラセでも何でも試合で打球処理せんと、どないなもならんのや(震え声)」




