【城戸編624】肉を切らせて骨を断つ、決死の侍工作疑惑
スポンサー筋の強引な捻じ込みで侍ジャパンに加入した某有名整体師が、テキトー施術で何名かのボディを破壊してしまった――――。そんなスキャンダルが、球界をざわめかせたものである。
さすがに件の整体師は出禁になったものの、またしても当該スポンサーの社長が、新たな怪しげな整体師を推薦。最も大口の出資者だけに事務局も無下には出来ず、
「ほならイ軍戦犯系ベテランズの誰かを招集してマッサージ受けさせてよ、それで様子見て駄目そうなら辞めてもらおうや」
という方針を極秘に決定。そのあまりにも不自然な招集に(実力では選ばれる理由ゼロ)、陰謀の匂いを嗅ぎ取ったイ軍原理主義系応援団「狂イ会」のスーパーハカーが真相を掴んだものの、「世界の併殺魔城戸とか、まあどうなってもええし。というかむしろ徹底的に破壊してもろて、イ軍の新しい夜明けぜよ(震え声)」てな感じで逆に歓迎、積極的サイレンスを保ったのであった。
果たして、シーズンオフの侍キャンプで今回招集されたイ軍戦犯系ベテランズ、「40億の不良債権」城戸が、疑惑の整体師を専属として付けられてマッサージを受けたものの、特にクレームを出す事も無く、「今回の整体師はハズレじゃなかった」と、関係者は胸を撫で下ろしたものである。
からの次回の代表戦招集時、整体師から施術を受けた侍ジャパンが次々と不調を訴える異常事態が発生。遂に五位争いに本腰を入れた城戸が、自らを犠牲にしてセリーグの戦力を削ごうとする侍工作(適当)したという怪情報も飛び交う中、NPBの極秘調査により、おったまげの真相が明らかになったのであった。曰く、
「城戸のボディも間違いなく破壊されとった筈なんやが、秋の侍キャンプで練習するフリしてパーフェクトおサボりやったから、野球の動きを全くしとらんかったんや。だから整体師のヤバさが分からんまま本チャン突入、侍ヒーリングの筈が侍カタストロフィーになっちまったんや(震え声)」




