【イ軍編3195】本塁打世界記録保持者のリリーフに本塁打世界記録保持者を出す(※なお両方とも打たれる方)
関西の雄サ軍VS最弱イ軍戦。
イ軍先発の“風神”こと本塁打世界記録保持者(※打たれる方)岸谷が、絶不調のサ軍打線にあって一人バカ当たりしている四番コッキスの3ランホーマー2本のみに抑えて迎えた6回。コッキスの第三打席で、イ軍監督が風神をライトに下げ、リリーフに“雷神”こと本塁打世界記録保持者の渡瀬を投入したのであった。
「ちょ、待てよ! 右のコッキスに何で左の雷神やねん! 左右病を拗らせ過ぎた監督の末路(震え声)」
「これは八百長采配確定! と思ったけど、風神も被弾率100%だから、実質何も変わってない可能性が巨レ存…?(錯乱)」
と、ホーム球場である新スタのライト側に陣取るイ軍オタはガンギレしていたのであるが、此度の継投の謎を解く鍵は、まさに彼奴等に存在していたのである。一方その頃、イ軍ベンチ内の首脳陣――――
「コッキスは右投手に対しては逆らわない打撃で無理せず流してくるからの~。敢えて左のリリーフ出して、引っ張らせるんやで」
「どうせ誰が投げてもホームラン打たれるんだったら、確実にビジターのレフトスタンドに飛ぶように調整しないと、ホームのオタがガンギレしてワイらの身の安全が確保出来ませんから…(震え声)」




