【イ軍編3194】「監督と呼ぶな、さん付けで呼べ」
「監督と呼ぶな、さん付けで呼べ~いッ! 破ったら1回につき罰金1万円!!!!」
と、ぶち上げたのは最弱イ軍の新監督駒木。新監督と言いながら就任2週間で勝率一割台を叩き出し、早くも解任待ったなしと噂されての、かつてセリーグを制した名将の発案をモロパクリしたテコ入れ策であった。
かと思いきや、
「アカン、イ軍の暗黒は想像以上、こんなん誰がどうやっても何ともならんで(憤怒)。罰金チャージで、再就職活動費用ゲットやねん(錯乱)」
という目論見は、しかし恐ろしい悲劇を産んだ。
「えーッ! 1回でも呼び間違えたら罰金やてーッ!」
「石橋を鬼補強してから渡るワイら、ほならリスク極限回避で監督と話さん事を決断」
てな感じのイ軍ナイン、そしてコーチ陣からの徹底した監督スルーにより、駒木は完全に孤立。
「ヒェ~ッ! 誰も監督と話さんどころか目も合わさん、本社が把握しとる以上に人望無さ過ぎィ!」
と、ヤバ過ぎる現状が視察に来ていた上層部の目に留まり、駒木解任前倒しで無事死亡。罰金で小銭を稼ぐどころか、監督報酬の日割りをパーにしてしまう、球団経営にやさしい系ブーメランボールが完成してしまったのであった。




