【イ軍編3171】最弱球団のお陰で出世大成功物語
現役生活13年で38勝42敗5セーブ、防御率4.71と、実績的には2.5流。更には、ほんのりパワハラ気質で人望があるワケでもないのに、何故かセリーグのマ軍で監督にまで上り詰めてしまった上条。
「大した事ない成績のドラフト4位入団高卒ワイがここまで来れたのは、イ軍さんのおかげやで」
と、しみじみ語ったという怪情報が、球界を駆け巡ったものである。
「ワイらに投げた奴ら全員が監督になってるワケじゃないからね。そら本人の努力が一番ですよ。ただ、こちとらの威厳で育った部分も同率一位やろうから、育成料請求してもバチは当たらんと思うんですわ(確信震え声)」
「上条から猛イ魂を感じる。来年移籍からの名采配で、選手を男にして年俸倍増で恩返ししてどうぞ(提案)」
てな感じで例によって勘違い製造機と化したイ軍戦犯系ベテランズであったが、今回に限っては結構ガチで彼奴等のお陰ではあったのである。以下、上条本人がマスゴミによるお小遣い攻勢に口を割らされて曰く、
「ワイみたいな中途半端な実力でも、イ軍の大便秘打線だけは防御率1点台で抑えられたからね。ここぞとばかりコーチや監督に始まって、OB、球団上層部、オーナーとかに『イ軍対策でアドバイスくだーたい!』つって、クレクレ態勢に突入するんや。そんで色んなクソバ…いやアドバイスを貰うワケやが、まあ何をどうやっても抑えられるからね。試合で言われた事全てを投入して『○○さんのお陰ですわ』言うてみんなをヘヴン&ガンギマリに導きまくってなあ。ここで媚びが爆売れしまくって、出世の階段100段飛ばしぐらいでイケましたわ(震え声)」




