【イ軍編3164】新外人危機一髪! 体年齢物語
「ノーノー! 体年齢測定ノー! プライバシーの侵害過ぎっから、ミーの弁護士が黙ってない可能性が巨レ存ヤデーッ!!!!」
と、物凄い勢いでチームの健康診断を拒否したのは、最弱イ軍の新外人ビンビンス。「他人にタトゥーを見られたら、籠められた祈りが効力を失う」とかいう取って付けた中二病な理由で頑強に抵抗したものであるが、「チームが指示した検診は受けなきゃダメ絶対(高額罰金アリ)」という条項が契約書に記載されていた事で観念し、最終的には測定したのであった。
その結果、ビンビンスの体年齢は42歳。
「終わった…」
と、思わず天を仰いだビンビンスであったが、戦犯系ベテランズの城戸やマテヨらが、50代半ば~後半あたりのスコアを叩き出した為、全く目立たず、事無きを得たのであった。
後年、「あの人は今(イ軍編)」みたいな企画にマネー目当てで自ら売り込んで出演したビンビンスは、しみじみと語ったものである。
「ワイも節制しとるつもりではおったんやが、言うてせいぜい実年齢に近いレベルの体年齢やったからね。当時、実は42歳のところを35と鯖読んで契約しとったから、スコアが実年齢でも契約年齢+7歳で、もうこれはアカン、バレてもうたと。絶対違約金払わんように代理人と台本作りの打ち合わせまでしとったんやが、城戸さんとかが実年齢から+15とか20近くの体年齢叩き出しとっての~。みんなそっちの酷さに気を取られてワイは完全スルー、正直助かりましたわ(震え声) 持つべきものはガバガバボディのチームメイトやね(確信)」




