【イ軍編3159】ヘッドハンターの就職に大貢献球団
某関西の球団で最速155kmの剛球を武器に高卒1年目から3年連続で二桁勝利を挙げたものの、その後は練習省エネモード(意味深)と不摂生が祟って制球力が悪化。死球製造機、ヘッドハンター、乱闘プロデューサー等、様々な蔑称で恐れられた斉木。所属チームとしても、ポテンシャルを評価し何とか再生しようとしたものの、本人は独自理論に傾倒し泥沼に嵌るばかり。入団から10年を経過し、チームも遂に匙投げ、自由契約となったものである。
このタイミングで、「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍が数合わせで獲得に乗り出し、契約5秒前まで行ったところで急転、「球界の盟主」バ軍が電撃的に契約に持ち込んだのであった。
「出身高校の学閥、間違いない(憤怒)」
「どうせ獲ってもすぐ二軍に塩漬けやろ(確信)」
てな感じで心ある野球オタの反応は塩&ブリザードなのであったが、バ軍としては戦力的に獲得せねばならない人材ではあったのである。以下、某マスゴミにお小遣いで口を割らされた関係者曰く、
「イ軍に斉木を獲得されたら、もう絶対主力としてガンガン投げさすやろうと。通算防御率6点台でも、イ軍に行けば平均よりちょっと上レベルやからね(震え声)。ほんで155kmの直球で死球出しまくられたらシャレにならんと、ウチ(バ軍)のバッター勢がビビっちまってなあ。年俸ちょっとずつ出し合うからとにかくイ軍に獲られんようにしてどうぞいう事で、獲得が決まったんですわ」




