表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
4168/5129

【イ軍編3150】絶対に金額を言ってはならない契約更改がここにある

 最弱イ軍の正捕手「球界一性格の悪い捕手」こと綿貫。その綿貫が大卒4年目で23本塁打90打点をマークしたシーズンオフの契約更改で、今も語り草になっている逸話がある。綿貫が当時所属していた球団はいわゆる渋チンで、あの手この手を使って選手年俸を抑えにかかっていたのであるが、綿貫も「ワイが囁き戦法で敵の四番をチーム内不倫に走らせて先様の内紛を引き起こした事で、見えない形でウチに2.9勝(綿貫調べ)をもたらしました」等とほとんどワケの分からぬネタを持ち出して対抗し、泥沼の様相を呈していたものである。

 この膠着状態に業を煮やした球団社長は、

「だ~か~ら~、今年はもう上限1億しか出せん! 言うてもよ~ワイの給料なんて球遊びで調子こいとるユーが億単位のところ、たかだか2000万やで? 今年よう頑張ったのは数字見りゃ分かるが、ワイの裁量にも限度があっからの~。なっ? 今年はこれでサインしてくれや」

 自虐含みで泣き落としに掛かったのであるが、これが間違いの元であった。

「そうですか、社長の年収は2000万なんでっか…」

 と、神妙な表情で呟いた綿貫は、観念して書類にサインしたのであるが、その内容というのが、

「希望額は1億5000万ですが、無い袖は振れないやろからなあ。ほな社長の年俸が2000万、ワイも鬼やないですから社長の裁量で半分の1000万は何とかして頂けるやろいう事で、1億1000万で手を打ちますわ」

 そう言って、契約書の年俸欄を1億→1億1000万に訂正して差し出してきたのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ