【イ軍編3128】最強打者グッズの相場を叩き落した男たち
首位打者2度の実績を引っ提げ2年前にパリーグからセリーグのサ軍にFA移籍し、そこでも2年連続打率3割4分を叩き出した球界屈指の巧打者、水田。実績もさる事ながら、チャンスでの異常な勝負強さで、セリーグでも大人気者となっていたものである。
そんな水田であるが、セリーグに移籍してからグッズの相場が大幅に下落、しかもその原因が最弱イ軍の爆炎投手陣にあるという怪情報が流れたのであった。
「やっぱり見とる奴は見とるんやなあ。そら表面上では打率7割とか打たれとるかもしれんが、目に見えない奥深い部分での勝負では、ワイらが彼奴を成敗しとるんやね。多分(震え声)」
「田舎者中心のパリーグオタと違って、常にイ軍を見とるセリーグのオタは好みが洗練されとるから…。まあ頑張って都会の流儀を身に着けてや(適当)」
てな感じで例によって脳内お花畑を満開にさせるイ軍爆炎投手陣であったが、水田グッズの相場が若干お購めやすくなったのは、本当に彼奴等のおかげではあったのである。以下、原稿の穴埋めで仕方なく当件を取材した某マスゴミ記者曰く――――
「水田は偏執的な絶対ヒット打つマンで、『ホームランはヒットの打ちそこない』いう変わった考え方やからの~。パリーグ時代はホームランが年間2本とか3本とかだったのが、イ軍爆炎投手陣が相手だと、バットを限界まで短く持っとるのに勝手に打球角度が付いてホームランになってしまうんや。そんで一気に10本台まで行くようになって、ホームランボールの希少性が一気に薄れてしまったんや(震え声)」




