【イ軍編3113】「ユー、メジャ確」守備突破メソッド
「ミスター魅沢、我がメジャーの某球団ではイ軍さんと極秘でポスチングの打ち合わせをしとって、えろうゴッツイ契約がまとまる可能性が巨レ存ですんや。そこでちょっとのスパイス、試合前の練習を全力で魅せてやってですよ、契約額を10倍買王拳出来るチャンスなんですわ。ですから、我が軍が提携しとるサ軍の試合前の練習でだけ全力を出してください。そして試合は観ないんでテキトーに流してください。ユーは打率2割ですが、それは日本の投手が『ミスターベースボール2世』のユーに鬼嫉妬して打てる球を投げて来ないからであって、日本の数字なんて何の参考にもなりません。メジャーサイドは、ユーの器がデカ過ぎて、せこい日本野球にサイズオーバーなだけという判断をしとりますんやで」
「どうや、ぽっくん(魅沢の愛称)は信じとったか?」
「バッチリですわ。試合前練習でバテとりますから、試合ではパーフェクト地蔵、三塁に転がせば200%ヒットになりますで」
「我がサ軍が優勝する為にはイ軍戦は絶対落とせんからな。特にウチは右打者が多いから、まずは取れるところを確実に取っていく、こういう地道な仕込みが大切なんやで」
「メジャーのスカウトはん、日本の試合は意味無い言うとったから、もうサ軍戦は出てもしゃーないやろなあ。サ軍のオタにワイの華麗なプレーを見せないのは断腸の思いではあるが、それは来年メジャーで躍動する姿を見せればお釣りが来るやろうし、ここは大局的な視点で、サ軍戦だけ全休すっか。試合前の練習だけやって」
こうしてイ軍の三塁守備を緩めようとするサ軍の企みは、魅沢の度を超えた勘違いからの自主欠場により崩壊。控えが出て来て逆に守備が固くなるとかいう、守備固め系ブーメランボールが完成したのであった(錯乱)。




