【イ軍編3104】名外野手の不審なポジショニング
パリーグのド軍でゴールドグラブ級の守備力を持ちながらも、通算打率2割ジャストと致命的に打てない事でレギュラーになれず、怒りのトレード要求をカマした外野手永田。この状況に、「ド軍で問題になっとる打率2割でも、ウチなら主戦だから」と、最弱イ軍が名乗りを上げて、非公表の高額トレードマネー(1億)で、永田を獲得したものである。
どっか優勝争いしとるチームが獲得してくれるんやろナ~、と想定していた永田は、まさかのイ軍移籍に面食らったのであるが、気を取り直して各種データ、球場を研究を開始したのであるが――――
果たして、予測される打球の軌道から微妙に外れた位置に陣取った上に、何かしきりに後ろを振り向くのであった。
「これは手抜き&おサボりのイ軍イズムに早くも毒されたんやろなあ…」
「いや、決め付けはアカンで。八百長の可能性もある(震え声)」
てな感じで秒速で決め付けてしまうイ軍オタであったが、永田の怒りの反論会見に、光速手の平返し不可避に追い込まれたのであった。曰く、
「打球の軌道におってもしゃーないでしょ、外野に来る打球は、大体ホムーランかフェン直なんやから…。なもんで、最初からフェン直で跳ね返った軌道を予測した場所にポジショニングしとるんですわ。後ろ見るのは、フェンスの状態をチェックしとりますんや」




