イ軍大反省会
2012年度も大方の予想通り最下位フィニッシュ(しかもかなり早い段階で)でキメたイ軍。
そんな、普段のふてぶてしい、人を喰ったようなイ軍から
「東京新宿イディオッツ 2012年を総括する大反省会」
という、予想外の企画が発せられたものである。
例によってパクリなのであるが、一般ファンも参加可能であり、イ軍選手、首脳陣を公開処刑…いや、直接糺す事が出来るとして、500人参加の枠は100倍近い競争率になった。
そして、高い倍率を潜り抜けた気合いの入ったファンが手ぐすね引いて待っている、実際の大反省会が執り行われた。
まずは9月に途中就任した監督不二村の弁から始まり、GM柳澤、広報部長白井、スカウト部長桜井と、通り一遍の反省の言辞が続いた。
が、大方の予想通り、そのような殊勝な姿勢で終わらないのがイ軍のイ軍たる所以である。
「選手の駒が」
「監督の采配が」
「広報資金が」
「スカウトリストラし過ぎ」
等々、今年駄目だった理由を悉く他部門に擦り付けあうみっともない責任回避合戦が展開!
「お前ら全然反省してねえじゃねえか!」
と、ファンの怒号が響き渡ると、
「お前らが球場に来ねえから金が無くてこうなっちまうんだ!」
と、イ軍関係者が逆ギレする始末。
結局、誰も何も反省なんぞしやしない、ある意味イ軍らしい場外乱闘で大反省会は幕を閉じたのであった…。




