【 】夜は墓場で…
「おう愛ちゃん、サ軍新監督の迫田なあ、ワイの同期で終生のライバルなんや。監督賞出すから、何とか野郎を呪殺出来んか? まあ呪殺までは行かずとも、霊力でスキャンダルばらすとか采配狂わすとか、とにかく痛い目に遭わせて欲しいんや。まあ野球で勝ちゃええやろっちゅう話やが、ワイもそこは冷静でよ、イ軍で勝てるワケが無いのは分かっとるでなあ…。頼むわ愛ちゃん、正直勝率2割でワイのイ軍監督生命も風前の灯やから、何とか一矢報いときたいんやわ(震え声)」
と、最弱イ軍の霊能者兼野球選手宜保愛甲に懇願するイ軍監督倉敷。
宜保愛甲的には呪殺とか言われても、野球以上に全く練習していない霊力の衰えはいよいよ危険水域で、実質ほとんど何も出来ない状態になっていたのであるが…
「せや! 迫田はんといやあ、ナオントラブルでようけ問題になっとったから、心霊おぎゃーを集めりゃワンチャン…? 遅れて来た親孝行、パッパの肩叩き(マッサージ&解雇のダブルミーニング)どうぞ」
こうして宜保愛甲が召喚したウォーターベイビーズに肩を破壊された迫田は病院送りからの復帰目処が立たずに解任となって無事死亡。その余波で、実はナオン遊びが激しかった倉敷のところにも何人か来てしまい、試合中の「ここで手を打たなければ」という場面オールで肩が動かせず、八百長疑惑ハッピーセットを手土産に迫田との同期ワンツー解任をキメて無事死亡。そのあまりの威力にビビった宜保愛甲は、迫田ウォーターズ、倉敷ベイビーズと、夜は墓場で草野球を開催。自らも助っ人としてヤラセ三振、ヤラセホムーランボール配給と接待プレーを展開し、都合30人ぐらいの水子を成仏させたのであった。




