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【イ軍編3079】決して選手を男芸者にしなかった男気監督
「そらやっぱりよ、選手には野球に集中させてやりたいやろ。まあスポンサーやら地元企業挨拶廻りも大事やいうのは分かるが、それは事務方の仕事で、現場を巻き込んだらアカンやろ。仮にスポンサーよいしょに精を出してやで、試合に負けても大目に見てくれるんでっか? 違うやろ、ワイら野球で勝ってナンボなんやから…。現場は勝つ事が仕事なんやで。そういう雑事はせんでええように、他の部門があるんやから、そこはしっかり分業せんと。おお、ワイがおった頃は、そこは徹底させとったね。選手はグラウンドで結果出せばええ、とにかく野球に集中しると、営業廻りみたいな真似はさせんかったわ」
てな感じでマシンガン武勇伝が止まらない元イ軍監督平岡のに、イ軍「パネマジ広報」白井とその部下は、おったまげつつも草を生やさざるを得ないのであった。
「平岡の野郎、物は言いようやの~。一応嘘は言っとらんが…」
「本当の事を全部言っとるワケでもないですからね。選手に挨拶回りさせなかったというか、シーズン途中の5月に監督就任して、お中元配りの前の6月に解任されたってだけなんで…(震え声)」




