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【イ軍編3075】最弱球団内部からジャスティス執行チャレンジ
昨年チームメートのヨッメとの不倫がバレて名門ド軍を追われ、流れ流れて最弱イ軍に拾われたベテラン内野手楠木。何とか自身のダーティなイメージを払拭すべく、イ軍の八百長疑惑の決定的証拠を掴んで球界浄化、ジャスティスの執行者アピールをしようと目論んだものである。
具体的には、大不振の正二塁手アームブリスターに代わっての起用を監督に直訴し、二塁で先発出場。その際に、特に怪しいとされている一塁城戸、三塁魅沢を監視し、証拠固めをしようというのであった。
だが、この楠木のムーヴは、とんでもない悲劇を産んだ。
爆炎投手陣が打たれる火の玉のようなライナーを、城戸、魅沢らを監視しながら集中力が減じた状態で処理するのは、あまりにも困難過ぎたのだ。結果、得点圏にランナーがいる際に重点的にポロリを連発してしまった楠木自身に、秒速で八百長疑惑が発生。
「ちょ、待てよ!!!! ワイは八百っとらん!!!!」
という抗議を辞世の句に、楠木は風のように解雇。不倫野郎を球界から退場させる、セルフ球界浄化に成功したのであった(適当)。




