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【イ軍編3069】野球で負けても記念撮影回数で勝つ
野球の実力はフルシーズンで打率240、本塁打5本程度ながら、霊力を悪用したここぞの劇打・好守で現役生活20年目に突入していた、最弱イ軍の霊能者兼野球選手、宜保愛甲。
しかし加齢による衰え、更には野球も霊力も極限までおサボり――――いや、効率的な練習を追求していた結果、霊ヒット、霊キャッチもままならない、危機的な状態となってしまっていたものである。
そんな宜保愛甲に対して、他の戦犯系ベテランズよりは多少甘めにみていたイ軍オタも、いよいよ全開の塩対応、猛ディス――――かと思いきや、謎に記念撮影を求める高齢オタが微増していたのであった。
「野球で負けてもファンサで勝つってね。故人OBを召喚して、心霊記念写真撮りますサービスを始めたんやが、古参オタに大好評での~。パリーグのオタとかも来るようになったわ。1回1000円の良心的価格で固定オタを付けて、『数字、持ってます』アピールで生き残りを勝ち取るやで(震え声)」
※なお、OB霊召喚で霊力を使い果たした結果、野球の方では打率0割台を叩き出してしまい――――(以下省略)




