【城戸編608】日本最強打者にしか出来ない特殊練習
最弱イ軍の春季キャンプ初日。エア自主トレで鍛え下がったガバガバボディかつ徹ゲー(※徹夜でゲーム)明けの最悪コンディションながら、「40億の凡打製造機」こと城戸が、打撃練習を開始。
半分以上寝てる状態でほとんどの球を見送り、たまにバットを振っても態勢が崩れて打球がまともに飛ばない有様なのであった。
「おいおい、こんなんじゃあ練習しない方がマシなんじゃないの?」
「まあ誰しもがそう思うんやが、ワンチャン故障してくれた方がチームが強くなるから、誰も止めんのや(震え声)」
てな感じでイ軍スタッフも呆れ半分・期待半分で練習を手伝っていたのであるが、最長老的なスタッフだけは、ガバガバの城戸を眺めながら唸っているのであった。曰く、
「さすが、首位打者4度の実績は伊達やないで。徹ゲー明けで極限疲労でバットの無駄振りが出来ん中で、ストライクの見極め、選球眼を鍛える。そして、実戦で態勢が崩された状態を想定したスイング――――。この感覚を沁み込ませといて、シーズン終盤に体重が落ちてコンディションが整ったタイミングで、消化試合の鬼モードに突入して打ちまくるんや。稀代のヒットメーカーの真髄が、この一見ガバガバなキャンプにあるんやで(震え声)」




