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【イ軍編3033】ザ・ファング・ブレーカー
チームが勝てば称賛するが、負けた時のディスがえげつない事に定評のある関西の雄サ軍のオタ。特に本拠地高死園での試合では極限の緊張度で、グラウンドに雪崩れ込んでの選手・監督襲撃、球場破壊、周辺飲食店の人形拉致等々、12球団一の危険さで、恐れられていたものである。
そんなガチガチのサ軍オタが仕事関係やらで東京に移住すると、妙に大人しくなる――――。特にこの数年、その傾向が顕著になっているのであった。
「ったくちょっと東京住み出したからってシチーボーイ・シチーガールぶりやがってよ~。熱きサ軍魂を忘れたんか!」
「やっぱ首都圏には本物の野球は存在しないって事やね」
と、地元オタはここぞとばかり東京勢をディスり倒したのであるが、そのような火の玉ストレートをも、東京勢は軽くかわしてしまうのであった。曰く、
「そら最弱イ軍のお陰よ。東京住んどったらいつでも勝ち確試合が拝めるから、心の余裕が違うわね。地元にこだわっとるのがアホらしなるわ。東京行けば何でもある、贔屓の勝ち試合もある(確信)」




