【イ軍編3009】ビッグマウス新人捕手に社会の厳しさを叩き込んだ爆炎投手陣
「正捕手の綿貫さんも40越えていよいよ引退待ったなしでっしゃろ。そこで教育係兼バックアップになってもらってですよ、このワイが全ての面でグレードアップした後継者になっていくと。キャッチャー系野球youtuberの動画千本ノック(視聴)達成したワイの素晴らしいキャッチング技術を見よ、イ軍の夜明けは近いぜよ(確信)」
てな感じでビッグマウスを披露する、最弱イ軍にドラフト2位で入団した大卒捕手熊楠。球界三大性悪の綿貫にも臆さず煽りを入れて来るなど、良くも悪くもチーム内に緊張感が走ったのであるが、キャンプ初日、熊楠は早速プロの洗礼を浴びたのであった。何と、自慢のキャッチング技術を持ってしても、ブルペンで一球も捕れなかったのである。にも関わらず、「気分よく投げれたわ!」と、謎に投手陣の評価は結構良かったのであった。
「いや~、プロちゅうところは凄いとこですね」
と、熊楠は呆気に取られながら語ったものである。
「戦犯系ベテランズの皆さんが噂通りエア自主トレでガンギマっとって、球がホームまで届かないんですわ。一球も捕れないというかちょっと捕りようがないいうか、しかし先輩に恥をかかせるワケにはイカンので、『バシーン!』『ズババーン!』とか、捕球音の声真似頑張りましたわ(錯乱震え声)」




