【イ軍編3004】これが最弱流「監督を男にする」だ
かつてサ軍で監督生活10年でリーグ優勝1回、Aクラス4回の実績を誇る名将西野であったが、最弱イ軍の監督に招聘され再建を託されたものの、上から目線のパワハラ気質が災いして選手から総スカン。就任から一か月で勝率1割台と、記録的な大暗黒を達成してしまい、早くも解任5秒前、いや3秒前と噂されていたものである。
「あれだけの名将に恥をかかせてはおけん! ユーたち選手が監督を男にせいッ! せいッ! せいッ!!!!」
と、このままでは億単位の金を投入して西野を連れて来た責任を取らされ、セット解任待ったなしのイ軍新球団社長が、選手らに檄&檄。西野憎しでガン無視の嵐かと思われたが、意外にもその日のうちに選手間緊急ミーティングが開かれるなど、謎の前向き反応が発生したのであった。
「しまったの~、彼奴等にこないなお涙頂戴が効くんやったら、もっと早くやっときゃよかったわ! しかしここから一転攻勢で怒涛の5位争い、仮に最下位フィニッシュでも感動の嵐、書籍化・映画化決定で仕掛け人ワイの印税生活になろう!(確信)」
てな感じで満面の笑みを浮かべる新球団社長であったが、一方その頃、イ軍選手間ミーティングでの戦犯系ベテランズは――――
「監督も責任取りたくて辞めたがっとる(決め付け)から、いかに潔く男らしい感じに演出するかやなあ」
「何かこう、感動的な辞表をワイらが代筆してあげるんや! 男臭いワイルドな感じで、書き出しは『(球団)社長がアホやから野球がでけへん!』、よし、野球の歴史を大切にするトラディショナルスタイルでFAや!(適当)」




