表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
3977/5130

【城戸編599】「代打ワイ」から始まる八百長疑惑采配

 今季も開幕から凄まじい黒星を積み重ね、監督の解任&就任を繰り返し、8月にしてなり手が枯渇した最弱イ軍は、止むを得ず「40億の不良債権」こと四番打者の城戸を兼任監督に据えたものである。

 そして兼任監督初采配の試合で、采配に専念するとして自らスタメン落ちしていた城戸は、0-11で負けている8回裏に「代打ワイ」を発動。投手と三塁の間に転がす予定のバントが投手真正面になってしまいつつも、そのガバガバボディからは想像もつかないような凄まじいスピードで、間一髪セーフとなったのであった。

 からの、代走起用を繰り出したのであった。

「ちょ、待てよ! あんだけ早く走れるなら、そのまま塁におった方がええやろ!」

「ワザと鈍足の代走を出す、試合を投げる八百長采配(確信憤怒震え声) 逆に考えるんや城戸をチームから追放出来るチャンスやと」

 てな感じでガンギレするイ軍ライトオタであるが、そこは古参オタが現実を叩き込んであげるのであった。

「いや、残念ながら、アレは勝つ為の采配なんやで。城戸はヒット欲しさであの猛ダッシュに一日の気力体力を全部突っ込んどるから、塁に残ってても置物以下の走力しか出せんのや。フォア・ザ・ミーの極みからフォア・ザ・チームの采配へとスムーズに移行する、チームのガン過ぎて本当に〇んで欲しい(憤怒)」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ