【城戸編595】40億の不良債権に、名選手の引き際本を読ませてみた結果!
首位打者4度の実績を誇る最弱イ軍の四番打者、「40億の併殺魔」こと城戸。昨年2000本安打をマークするなどヒットを打つ力については折り紙付きだが(決して勝利に結びつくとは言ってない)、40を越えて衰えが激しく、10年契約の9年目である今年は108試合に出場して打率2割2分9厘、1本塁打、13打点と、成績が急降下していたものである。
そこで、10年満了時の選手側に選択権あり契約2年延長オプションを何としても阻止すべく、イ軍球団社長が一計を案じたのであった。かつての名選手たちが引退を決めた経緯を職員にまとめさせ、課題図書(インセンティブ〇万円)として、城戸を含む選手全員に読ませたのであった(城戸以外はカモフラージュ)。
果たして、城戸は、某ノムさんが現役時代の晩年、自分に代打を出され、嫉妬に狂って「打つな!」と念じてしまい、チームの負けに繋がるような事を考えてしまった事を猛省し、引き際を悟る――――。という逸話に衝撃を受けたものである。
「この考えは無かった! 敵と戦う前に、まず味方と戦えばいいじゃな~い! まあ表立って何かやるのは日本最強打者(自称)の看板があるからアレやから、まずは心霊方面から検討致したく、宜保愛甲(イ軍の霊能者兼野球選手)に相談したろ!」
と、現役を延ばす方向にシフトしてしまい、イ軍の大暗黒はまだちょっとだけ続くんじゃ(ドラ〇ンボール風)。




