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【イ軍編2980】「まだ慌てる時間じゃない」長期的視野の悲劇!
最弱イ軍に元パリーグのオ軍で鳴らしたスパイ野球系首脳陣が就任。開幕直後に、セ5球団のサインをほぼ全て見破っていたのであった。
「監督、敵のエンドランやらバントのサインは丸裸にしてまっせ。ガンガン潰して、パのスパ――――じゃなくて最先端の野球をセに叩き込んでやりましょうや」
「いや三塁コーチ、まだ慌てる時間じゃない。夏場、秋、ペナントレースの山場、ここぞの場面で投入するんや。そんな、何でもかんでもすぐ使えばええ言うもんでもないで。勝負所を弁えた、パリーグならではの高度な野球を見せてやるんや」
と、温存したサイン解読結果は、大暗黒で元オ軍首脳陣が1か月半でオール解雇された事でお蔵入りし無事死亡。監督が就活で「セ5球団のサインは全部分かっとった!」と口走った事で、「ほなら何で使わんかったんや!」と、八百長疑惑にダブルアップする暗黒オチが付いてしまったのであった。




