【城戸編592】乱闘マッチョ・フォー
最弱イ軍の「北の火薬庫」こと北朝鮮系ベネズエラ人先発チョ・マテヨの必殺球「魔球テポドン(※どこに行くか分からない)」が、サ軍の新外人打者ハメルトンの脇腹へ着弾。避けられない方が悪いと言えぬでもないヒョロ球ではあったが、ハメルトンはガンギレオブガンギレでマウンドに突進し、フィールドを舞台に米朝開戦。正直マテヨなんかどうでもいい、その分の年俸がこっち廻って来るからむしろ(中略)ではあったが、イ軍戦犯系ベテランズも罰金回避目的で、嫌々助けに行くポーズだけは取ったものである。
だが、この時、サ軍の中でも特にガタイのいい四名で編成された一隊が、イ軍の一塁「40億の凡打製造機」城戸の元に駆け寄り、四方を取り囲んだのであった。
「ヒェ~~~~ッ! このドサクサに紛れこちとらの最強打者を潰せってか~ッ!!!!???? ――――――――おん? しかし何もやってこん、いざ近付いてはみたものの、球界の至宝ワイの威光が凄過ぎて手が出せん、どころかファンになっちまったんやろなあ…(確信)」
と、満面のウットリ勘違いスマイルを浮かべる城戸であったが、サ軍のマッチョ・フォー(適当)曰く、
「ワイらのビッグ勝利要因を守るんや! 乱闘のドサクサで、城戸さんの年俸に鬼嫉妬したイ軍ナインが偶然に見せかけて頃そうとしてくるんやで!!!!」




