【イ軍編2954】データ全否定は監督に社会の厳しさを叩き込んだ最弱球団!
「人間がデータに支配される風潮に喝! 野生の勘に回帰すれば勝てる!!!! かも(小声震え声)」
という新球団社長の号令で、データガン無視系でAクラス2回の名将(※通算11シーズン)、鎌田を新監督に招聘した最弱イ軍。その日の調子を見て最適な打線を組むことに定評がある鎌田だけに、「いよいよ大便秘打線のお通じが良くなる可能性が微レ存…?」と、イ軍オタも大いに期待していたものである。
だが、就任後数試合で、これまでの野球生活30数年、データ全否定で来ていた鎌田が、選手の情報を一心不乱に読み込んでいるという怪情報が、球界を駆け巡ったのであった。
「アカン、あまりにも最強過ぎて、ワイらという方程式を解くのにヒント(データ)無しでは難し過ぎたか」
「鎌やんを叩くの止めてあげてや、こうやって人は成長していくんやで(適当)」
と、ここぞとばかりに上から目線のコメント製造機と化した戦犯系ベテランズであったが、彼奴等の闇を払うには、鎌田としても止むを得ない転向だったのである。以下、2週間後の監督解任会見で明かされた真相――――
「――――イ軍打線の大便秘は、聞かされていた5億倍はヤバかった。試合前の打撃練習を見ても、誰をどこに置こうが、もうどうしようもないと。あとはツキとか運の話になってくるから、全員の星座と血液型を調べてやね、め〇まし占いとか、その日の運勢によって打線組み換えてましたわね(憤怒震え声)」




