【イ軍編2946】究極の兄弟対決製造機と化した最弱球団
近年、選手間で球団の垣根を越えて自主トレ等の交流が深まった事により、真剣味が薄れたと古参系オタからディスられている日本プロ野球。
その中にあって、最弱イ軍に在籍している外野手森田(兄)、そしてマ軍に在籍の左腕投手森田(弟)は、兄弟でありながら異常に張り詰めた空気の対戦を繰り広げているとして、オタの間では密かに話題になっていたものである。双方、兄弟対決で力を使い果たすので大した通算成績ではないのだが、この時のテンションを維持できれば、兄はシーズン3割30ホーマー、弟は15勝は出来るとまで評されていたのであった。
「このなあなあの極み球界で、生きるか死ぬかの勝負とか、よっぽどの事やで。キッズ時代にゲームのセーブデータ破壊したとか何かか?」
「プライベートを職場に持ち込んで切り売り、乙」
と、イ軍戦犯系ベテランズは上から目線でコメントしてみせたのであったが、ある意味、彼奴等がこの死闘、名勝負を演出したと言えぬでもなかったのである。後年、兄弟で自費出版した自伝で、往時をしみじみと振り返って曰く、
「イ軍が弱過ぎて、常に八百長疑惑だったから。これで実の兄弟なんて八百長の温床みたいな要素が加わったら、周囲からの見る目が厳しくて厳しくて、もう辛過ぎたわね(震え声)」
「ちょっとでも気が抜けたプレーしたら、ガチでポリスから抜き打ち捜査されそうやったからの~。入団時の裏が…いや、ボーナス(意味深)の件もあったから、ポリスだけは勘弁と、まあ必死だったわね(憤怒震え声)」




