【イ軍編2944】対戦相手の人間関係を破壊する爆炎投手陣
開幕戦の0-21の鬼フルボッコ爆敗を号砲に、勝率1割台の大暗黒をひた走る「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍。
対戦相手からするとボーナスステージなだけに、先様のベンチは和やかな雰囲気に包まれるのが一般的であったが、今季の関西の雄サ軍だけは違った。常に険悪な空気で、選手間乱闘が発生するに至ったのである。
「ワイらの圧があまりにも凄過ぎて、プレッシャーでおかしなったんやろなあ…」
「今季のライバル(※最下位争い)は彼奴等に決まったな」
と、上から目線で勘違いコメントを量産するイ軍戦犯系ベテランズであったが、ある意味でイ軍がサ軍ナインを狂わせたと言えぬでもないのであった。というのも、
「バーロー! ワイが盗塁するまで打つのは待て言うて、あれほど釘刺したやろが! ワイに稼がせん気か!」
「そっちばっか盗塁稼ぎよって、たまにはこっちにも廻せや! ユーが走ると爆炎投手陣が動揺してストライク入らんのや! いくらガバ球や言うても、バットが届かなきゃホムーラン打てんのやで!」
てな感じで、盗塁数を伸ばしたい一、二番打者と、ホムーランを打ちたい三、四番打者で、ボーナスステージでどちらがよりポイントを稼ぐかで、深刻な内紛が巻き起こっていたのであった。




